ドメインは住所
ドメインはインターネット上の住所です。
        ホームページのデータが置かれている場所の地名です。
        
        例えば
        住所 【宮城県仙台市太白区泉崎】 が
        郵便番号 【982-0031】 を示すように、
        ドメイン 【miyagi.jp】 は
          インターネット上の番号【210.175.221.164】 を示しています。
        
        ですので、http://210.175.221.164 にアクセスしても宮城県のホームページが表示されます。
        210.175.221.164 という番地にホームページのデータが置いてあるので、そこにアクセスすれば、見られるというわけです。
 補足※
        宮城県のホームページは http://miyagi.jp ではアクセスできず、 http://www.pref.miyagi.jp でなければなりません。「www」と「pref」がmiyagi.jpの前についています。
 これは miyagi.jp というドメインを、同じ宮城県内の自治体などと区別するためです。
        pref とつけば県のページで、
        city とつけば市のページ、
        police とつけば警察のページというように使い分けられています。
        
        www はインターネットが普及する前からのなごりで使われているだけなので、現在は www を付けずに表示されるページも多いです。
        
        http://miyagi.jp でアクセスする人は宮城県のホームページを見たいと思うのが一般的だと思いますし、www.pref をつけなくても宮城県のページが表示されれば、字数も少なくすっきりしていていいのですけどね。
        サーバーの設定で miyagi.jp へのアクセスを www.pref.miyagi.jp に自動で飛ばすことは簡単にできます。)
        
      
DNSってなに?
DNSはドメインネームサーバーの略で、
        ホームページのデータが置いてある場所を教えてくれるサーバーです。
        
        例えば
        http://miyagi.jp にアクセスしたときはページが開きません。
        miyagi.jpは確かに宮城県が持っていて存在するはずなのに、そのホームページがどこにあるのかDNSに設定していないため、表示されないのです。
http://www.pref.miyagi.jp の場合はDNSが「 【210.175.221.164】という番号の場所にあります」と設定があるため表示されるわけです。
        
        世界中のDNSはすべてつながっていて、DNSに場所を聞いてまわります。
        「●●君のおうちはどこですか?」と聞いたときに「それならあの人に聞いてみるといいよ」と言って違う人を紹介され、また「●●君のおうちはどこですか?」と聞き、
        そこでもまた「それならあの人に聞いてみるといいよ」と言われます。その繰り返しで最後には●●君のうちにたどり着くという流れがホームページにアクセスするときにDNSが行う動作です。
      


